読書は心を豊かにする
廃棄図書の無償配布
名古屋市には各区に図書館があります。定期的に書庫の入れ替えを行うのですが、このとき名古屋市全体で、実に毎年14万冊もの本が廃棄処分になっていたのです。
この事実を知ったとき、私は「何てもったいない!」と思いました。蔵書の1冊1冊は、市民の皆様の大切な税金で購入されているんです。「どうせ捨ててしまうなら、市民の皆様に還元すべきではないか?」と、さっそく議会で質問を行い、問題提起。その結果、1年に1回、廃棄図書を無償配布することになりました。
配布日を「広報なごや」に告知したところ、読書好きな市民の方々が多数詰めかけました。小説、絵本、実用書……。「この本、前から欲しかったんだよ」「子どもに読み聞かせます」という喜びの声を聞くことができました。
配布会は14年目を迎え、すっかり定着しました。毎年、この日を楽しみにしている市民の方々も、たくさんおみえになり、朝早くから並ばれる人も少なくありません。
この配布会で手にした本で、市民の皆様の心が豊かになるのであれば、これほど嬉しいことはありません。

